家を建てるなら注文住宅が一番と考える人は少なくありません。その理由はどんなところにあるかといえば、施工主にとってのメリットが多いということです。例えば、設計の自由度が高いことは注文住宅の特長の一つですが、これはこだわりの家を建てたいと思う人にとっては大きなメリットです。特に家の外観でこだわりを持ちたいと考える人は少なくありませんが、注文住宅にすれば、純和風にすることも、ハワイアンにすることも、北欧風にすることも可能です。
こだわりを十分に反映させることができる分、完成までに時間がかかってしまうのがデメリットですが、その代わり確実に希望の家を建てることができます。また、建築途中で現場をチェックできるのも注文住宅のいいところです。これは分譲住宅の場合も同じですが、第三者評価機関によるチェックが行われるので、工事がちゃんと進んでるかどうかを確認することができます。さらに、予算調整がしやすいというメリットもありますが、これは資材を自由に選ばれる特性があるからです。
こだわりの家にする場合、ここにはたくさんお金をかけて、こっちは少なくというように、細かい予算配分をしなければなりませんが、注文住宅ならそれを行うことができます。一方、デメリットとして挙げられるのは、うっかり予算オーバーしてしまケースが多いこと、こだわりの家にするための打ち合わせ時間が長くなるので、その分、完成までの時間が長くなることなどがあります。