注文住宅は、随所に趣味や好みを反映させられます。キッチンを衛生的に維持管理したいのならば、フィルターなしのレンジフードを採用するのも良い方法です。フィルターなしレンジフードは、設計段階から組み込んでもらったほうが工事がスムーズです。もちろんリフォームで交換することも可能ですが、キッチンの壁材にダメージが加わることもあるので、慎重に施工してもらう必要が出てきます。
リフォームと異なり新築の場合は、劣化していないのに穴を開けたり、埋めたりするような工事は、できるだけ避けたほうが住宅を長持ちさせます。注文住宅のメリットのひとつが、設計者や施工業者と事前に相談できることです。フィルターなしレンジフードのキッチンに仕上げたいのならば、設計の段階で組み込んでもらうのが理想的です。フィルターなしレンジフードは、レンジフードそのものが汚れにくいのが特徴で、簡単に拭き掃除できるので維持管理も容易です。
油汚れを簡単に除去できるので、油汚れ特有の匂いも気になりませんし、害虫を寄せ付けにくくする効果にもなります。キッチンの床面積の広さだけでなく、天井周りにも注目しましょう。注文住宅は多角的に設備を検討できます。設計者や施工業者は、機器販売業者と連携していることも多いので、フィルターなしレンジフードの設備を事前に見せてもらっておくと良いでしょう。
具体的な設備を選ぶことは、衛生的な維持管理にも効果的です。最初の設計で施工してもらったまま使用し続けられることが、壁材など建物へのダメージを予防できるからです。